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執筆者の写真かんがえる社長

【皆様にお力添えをいただきたいこと】

私はかんがえるを立ち上げた時、全国で働くICT支援員さんを繋げ、サポートするのが目標でした。草の根運動で始めたのがLINEのオープンチャット。

そして、かんがえる自習室、企業コラボの支援員向け研修でした。

とはいえ企業の垣根は高く、私を受け入れてくださる企業様はまだ少ないです。まず1回でいいので支援員を導入しているところと繋げてください。オンラインで1時間、30分でいいので、支援員さんとお話がしたいです。


あまりに低賃金で待遇が悪く、使い捨て、先生が慣れたらいらなくなるなどの間違ったご意見を改善し、ちゃんとした仕事にするためにどうしたらいいかかんがえていた、2022年1月、奇跡のご縁をいただき、国会議事堂で、文科省の課長さんに直接お話をする機会をいただきました。これには今までたくさんの勇気をいただいたある素晴らしい先生のお口添えもありました。


そこからICT支援員の存在を国に知っていただき、議員さんの研修に呼んでいただき、多くの議員さんにも現状をお話しできました。15分の短い研修でしたが、ここから今が生まれました。


この2年、かんがえるの運営を後回しにして、国への働きかけに注力してきました。文科省のアドバイザーになり、中教審など委員としても、現場の情報に詳しい方の意見だけではなく、ICTが苦手だったり、困っている生の意見をお届けし、私の提言する、ICT支援員の使命である【先生と子どもの日常という「学校現場」のリアルな情報を循環させるプラットフォーム】の一歩になれたのではないかと思います。


徐々に学校側、行政側にはICT支援員の必要性を伝えられるようになってきましたが、支援を提供する側に啓発とトレーニングが足りません。予算のなさもありますが、「支援」についての知識が足りないと感じます。

今改めて現場を見てみて、初心に返って「ICT支援員の心得」を伝えていく必要性を感じています。

8つの心得について記事を書いてほしいと執筆依頼があって、自信を少しいただけました。8つの心得を本にできたらと思っています。


ICT支援員は今まで「先生の手伝い」という視点の個人や企業の独自解釈で、様々な業務を課せられてきました。

まず、情報通信技術支援員という名称ついてこちらをご参照ください。

(2)情報通信技術支援員について

1. 情報通信技術支援員は、GIGAスクール構想の推進により、全国の小中学校等において、児童生徒の1人1台端末や高速大容量の通信環境等が整備され、学校への配置の必要性がますます高まっているICT支援員について、教職員の日常的なICT活用の支援に従事する職員として、施行規則第65条の5に規定するものであり、その具体的な職務内容は、ICTを活用した授業支援、校務支援、環境整備支援、校内研修支援等が考えられること。

詳細については、「教育の情報化に関する手引-追補版-(令和2年6月)」第8章第2節を参照のこと。

(学校教育法施行規則の一部を改正する省令の施行について(通知)3文科初第861号 令和3年8月23日より抜粋)


ICT支援員が学校の職員として認めていただいたことが大きな一歩でしたが、これによって情報通信技術支援員は、学校の職員として今まで以上に責任ある立場になります。

ボランティアや低賃金で不安定なまま、やりがいだけをモチベーションに設定されるのは避けなくてはいけません。

学校は普通の企業と異なり、自分で身を守れない子どもの情報を扱う場だからです。より高次の人材を投入できるよう、この仕事を変えていきたいのです。


8つの心得を広めていくためにまず、この画像を皆様に広めていただき、8つの心得のセミナーを今後展開していくので、ぜひご参加いただきたいと思います。他の方にご紹介いただければなお嬉しいです。告知はこのブログ、私のFacebook、かんがえるのFacebook、X(Twitter)、Instagramなどでお知らせいたします。


8つの心得は、ICT支援員のみならず、これから生きていくためのとても大切な心得です。

ICT支援員の皆様、教員の皆様、そして保護者や地域の全ての皆様、そして今学校に通う児童生徒の皆様も、共に学校ICTを日常に、幸せな未来の社会を構築していく仲間になってください。



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